一等地に先行投資?客の動きを読んでお店を開くボードゲーム「マラケシュ」

本日取り上げるのは、ドラのボードゲームマラケシュ(MarraCash)です。

パブリッシャーははKOSMOSで1996年の作品ですね。

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■ゲーム概要

このゲームは市場にお店を出店してお客さんを呼んで利益を出そうというゲームです。

お店は色事に別れており、好きなお店を競りにかけることが出来ます。競りに勝てば無事出店ということになります。

自分のターンには、出来ることは、好きな店を競りにかけることとは別にお客さんを動かすということが出来ます。

お客さんは1番近くの噴水の描いてあるマスまで動かすことが出来ます。動かす際は、そのマスにいるお客さん全員をグループにして動かします。

その際お客の色と同じ所有者のいるお店の前を通過した場合は、お客がその店に入っていき利益が生まれるという仕組みになっています。

次に市場に入ってくるお客の色は分かるので、いかに自分の店にお客の群れを呼んでいい立地にお店を建てることがゲームの鍵となっています。

■プレイした感想

1996年出と古い作品ですが、古臭さを感じずルールもシンプルでかつ悩ましいものであり、かなり楽しめました。

お客の群れを読むのも大切なのですが、このゲームには手数料という制度が所どころに採用されており、

手数料ビジネスで小銭を稼ぐことも可能。この手数料がまたいやらしかったり。

お客の群れは自由に動かせるので、相手の店に入ることを阻止したりできてかなりインタラションがあります。プレイヤーの思惟がそのままお客の動きに反映されます。

競りをする際はそのお店の期待できる終了時までの利益の期待値などを考えて競りをすることが必要。

個人的に競りゲーが好きなのでドストライク。ルールもシンプルにまとまっていて万人に受けると思われる。かなり好きなゲームでした。

評価:これは見つけたら買っとけ

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