チーム戦でシンプルな数並べ「ドッグ カードゲーム」

今回紹介するのは、「ドッグカードゲーム」です。

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デザイナー:

Michael Kiesling

Wolfgang Kramer

プレイ人数:2-4人

所要時間:20分

 

クラマー&キースリングスの黄金コンビによるカードゲーム。2014年に、Schmidt Spieleから発売されました。

2016年には、アークライトさんから日本語版もでるそうです。

 

■概要

シンプルな数並べカードゲームです。2、3人プレイ時は通常対戦、4人プレイ時は2VS2のチーム戦で戦います。

いち早く1-14のカードを自分の前に並べたら勝利という単純なルール。

自分の手番に出来ることはざっくり、

1.場のカードの購入

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場にはカードが13枚並べられています。手番には、これらのカードの中から欲しいカードを1枚購入することが出来ます。

左から数えて、欲しいカードの並べられた位置の数字のカードを捨て札とすることによって購入できます。

例えば左から4番目の8のカードが欲しい場合は、手札から4の数字のカードを捨てることによって購入可能。

カード購入後、場の開いたスペースには山札からカードを1枚補充します。

 

2.特殊カードの効果を使う

赤い色のカードは特殊効果を持つカードです。数字が書いてあるものは数字としても使えますが、

特殊カードとして効果を使うことも出来ます。

特殊効果を使うには、そのカードを捨て札にすれば使うことが出来ます。

例えば7のカードは山札から7枚見て好きなカード1枚手札に加えることが出来たり、14のカードは捨て札から1枚手札に加えたりなど、

バリエーションに富んだ効果があります。

3.列を作る

勝利条件となっている列を作ることが出来ます。1のカードから数字を大きくしていくように自分の前に出していきます。

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1ターンに1枚だけ出すことが可能。

1枚出したら1枚山札から引いて手番終了。

 

4.ジョーカーを交換する

自分の列に出しているジョーカーのカード(?と書いてあるカード)を手札に回収して、そこに値するカードと交換します。

上の写真だと、4のカードとジョーカーを交換することが出来ます。

 

5.カードを捨ててカードを引く

 

これを繰り返し、2、3人プレイなら、各自列を2つ、4人プレイなら各チームで列を1つ作れば勝利です。

 

■プレイした感想

んー地味ですねー。シンプルなルールなのはいいんですけど、プレイ感が地味です。

特殊効果ありの数並べなのでシステムが古いっていうか、よくありそうなゲームです。

相手を攻撃するカードもあるので、先に列作りを進めているやつが攻撃されるのは当たり前なわけで、結局みんなの足並みがそろって差がつかない展開に。

チーム戦にして味付けているつもりだと思いますが…

好きなデザイナーのクラマー&キースリングスなだけあって期待してたので少し残念でした。

 

クラマー&キースリングのドッグカードゲーム 完全日本語版

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