チーム戦でシンプルな数並べ「ドッグ カードゲーム」
今回紹介するのは、「ドッグカードゲーム」です。
デザイナー: |
クラマー&キースリングスの黄金コンビによるカードゲーム。2014年に、Schmidt Spieleから発売されました。
2016年には、アークライトさんから日本語版もでるそうです。
■概要
シンプルな数並べカードゲームです。2、3人プレイ時は通常対戦、4人プレイ時は2VS2のチーム戦で戦います。
いち早く1-14のカードを自分の前に並べたら勝利という単純なルール。
自分の手番に出来ることはざっくり、
1.場のカードの購入
場にはカードが13枚並べられています。手番には、これらのカードの中から欲しいカードを1枚購入することが出来ます。
左から数えて、欲しいカードの並べられた位置の数字のカードを捨て札とすることによって購入できます。
例えば左から4番目の8のカードが欲しい場合は、手札から4の数字のカードを捨てることによって購入可能。
カード購入後、場の開いたスペースには山札からカードを1枚補充します。
2.特殊カードの効果を使う
赤い色のカードは特殊効果を持つカードです。数字が書いてあるものは数字としても使えますが、
特殊カードとして効果を使うことも出来ます。
特殊効果を使うには、そのカードを捨て札にすれば使うことが出来ます。
例えば7のカードは山札から7枚見て好きなカード1枚手札に加えることが出来たり、14のカードは捨て札から1枚手札に加えたりなど、
バリエーションに富んだ効果があります。
3.列を作る
勝利条件となっている列を作ることが出来ます。1のカードから数字を大きくしていくように自分の前に出していきます。
1ターンに1枚だけ出すことが可能。
1枚出したら1枚山札から引いて手番終了。
4.ジョーカーを交換する
自分の列に出しているジョーカーのカード(?と書いてあるカード)を手札に回収して、そこに値するカードと交換します。
上の写真だと、4のカードとジョーカーを交換することが出来ます。
5.カードを捨ててカードを引く
これを繰り返し、2、3人プレイなら、各自列を2つ、4人プレイなら各チームで列を1つ作れば勝利です。
■プレイした感想
んー地味ですねー。シンプルなルールなのはいいんですけど、プレイ感が地味です。
特殊効果ありの数並べなのでシステムが古いっていうか、よくありそうなゲームです。
相手を攻撃するカードもあるので、先に列作りを進めているやつが攻撃されるのは当たり前なわけで、結局みんなの足並みがそろって差がつかない展開に。
チーム戦にして味付けているつもりだと思いますが…
好きなデザイナーのクラマー&キースリングスなだけあって期待してたので少し残念でした。