フレンドコソピューター製ファミコンソフト”SUPER6000in1″に迫る
とあるジャンク品にまぎれてあったこの謎のソフト。
パッケージには6000in1とだけ書いてあり、あぶなそうな版権ものの画像も載ってしまっています。特に真ん中は危ないオーラ出してます。
たまたま入手してのでレビューしてみようと思います。
やっつけ感がハンパない
よくアンダーグラウンドな界隈で見かける○○in1と書いてあるソフト。
たいていは中華製ソフトで、○○の数だけソフトが突っ込んであるパターンが定石です。たまには改造ゲームなどのハックロムなどが入っていることもしばしば。このソフトの場合は6000個ゲームが入っていることになります。そんなばかな(笑)
大抵は名前だけ違う同じゲームとかがダブって入っているのがおちです。
裏面。てかってしまってすみません…
なんて書いてあるかというと、
カセットについてのお願い
・精密機器ですので極端な温度条件での使用や保管および強いショックをさけてください。また、絶対に分解しないでください。
・端子部に手を触れたり水にぬらしたりして汚さないでください。故障の原因となります。
フレンドコソピュ-ター. は世界の商標です。 made in JAPAN
とポップなフォントで書いてあります。
カセットについてのお願いは普通のファミコンソフトに書いてある文とまったく同じですが、
注目すべきは最下部の一行です。
ででで、でたーー
フレンドコソピューター!!
知る人ぞ知る、パチモノ界の大御所、フレンドコソピューターさんじゃないですか。
世界の商標ですからね、日本製ですし。
って嘘つけ!(笑)
圧倒的な違和感
つけてみましょう。
おおなんだかたくさん入ってる
うしろのナンバリングはダブり
ちゃんと6000番までありますが、厳密には17個のゲームのみ入ってました。
マリオのタイトル画面。なんだか殺伐…あれ?
プレイちゃんとできました。
ダックハントに
ドクターマリオさん。ドクターマリオさんもタイトルが消されてました。訴訟対策?
他にもエキサイトバイクや、ロードランナー、テトリスさんなど色々入ってました。
ちゃんと6000個タイトルを用意しているのが律儀ですね。クレイジーマリオってリネームしてあるマリオもありました。
パクリ文化を擁護するわけではないですが、こういうアングラ文化もまた趣を感じますね。
しかし、コピーはよくない。
時代を感じます。