目を凝らしても全然わからない!ダイヤ鑑定で一喜一憂「ミスターダイヤモンド」
今回紹介するのは、「ミスターダイヤモンド」です。
このゲームは、1993年出版ということで今からすると結構古いゲーム。しかし、コンポーネントは豪華!
◾︎ゲーム概要
ダイアモンドがゲーム版に乗っています。手番プレイヤーはカードの山札をめくり、カードに書いてある金額を確認。
ゲーム版から本物のダイヤを探してとります。
偽物のダイヤとは最初から盤面に固定されていて取れないダイヤのこと。本物のダイヤは手で取れます。
本物のダイヤを取ることに成功したらカードの上に乗せて、カードに書いてある金額分が得点となります。泥棒カードなる蛇足カードもありますが山札がなくなるまで手番を回して、最終的に多くの金額を得たプレイヤーの勝利。
◾︎プレイした感想
まず、本物のダイヤと偽物のダイヤの区別が本当につかないことに脱帽しました。いやいや、いくらなんでも固定されているものと、されてないものくらい分かりますよ〜と誰しも思っていた初手、では行きます、ホレ、ん??…あっ…
て感じで初手から外す期待通りのプレイを披露する結果に。
よくできていて本当にわかりません…
見た目でわからないため1回失敗したのを覚えて、取ってのトライアンドエラーで、偽ダイヤを避けて得点率を高めていくルールの趣旨が生きていると思いました。
それ故に、固定されているダイヤの場所を覚えてしまうとしばらくはゲームができないデメリットがあります。
もし、リメイクとかされる場合は偽ダイヤの位置を変えられるようなコンポーネントだと、ゲームの寿命が伸びていいですよね。
あと泥棒カードは蛇足。
現状だと、1回やったらしばらくはお蔵入りの出落ちゲーム感が強いので中古とかで買うことがある場合はその点を踏まえて検討してみてはいかがでしょうか。
上記のような欠点もありますが、見た目の良さとシンプルすぎるルールは、アナログゲーム初心者にはかなり勧めやすいゲームだと思いますよ。