特殊能力のオンパレードな度胸勝負「デッドマンズドロー」

今回紹介するのは、カードゲーム「デッドマンズドロー」です。

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デザイン違いでドイツ語版も買っちゃった。てへ

 

 

デザイナー:Derek Paxton,Leo Li,Chris Bray

プレイ人数:2-4人 プレイ時間:20分 対象年齢:10歳以上

この作品は、KickstarterにてMaydayGamesが出資を募り製品化されました。

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コンポーネントはカードのみ。なかなか味のある絵柄となっています。

■だいたいのるーる

まず、プレイヤーが担当するロール(役)を選びます。

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このロールカードをシャッフルし、各プレイヤーに2枚ずつ配ります。

配られたプレイヤーは二枚のうち、使用する1枚を選び自分の前におきます。

ロールによって特殊能力がそれぞれ異なります。

ゲームの主な流れは、ただカードを山札から引くだけです。

自分の手番になったら、山札から好きな枚数カードを表にします。

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ほれほれ

好きな枚数、表にして、好きなタイミングで回収し得点にすることが出来ます。

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回収!

各カードの種類ごとに分けておき、数字の大きい順に並べておきます。

このカードが得点となり、各カードの種類の中で1番大きな数字がそれぞれ点数となります。

ただ引くだけではゲームになりませんので、ルールがあり、

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同じ種類のカードが出てしまった時点で、すべてのカードは獲得することが出来なくなり(バースト)、

手番が終了します。

欲張りすぎてはいけないということですね。

これを繰り返して、山札がなくなるまで手番を繰り返し1番得点を稼いだ人の勝利です。

基本、運ゲーなのですが、一味きいており、各カードに特殊能力がありゲームを少し、濃いものにしています。

カードをめくるたびに、その絵柄に対応した特殊能力がその都度発生します。

例えば、先ほどの、

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水晶のカードは、引いたときに山札の次のカードを確認する効果が発生します。

これによってバーストを防げたりするわけです。

剣のカードは他のプレイヤーのストックからカードを奪い、今引いている列に加えることが出来ます。

その他、ほぼすべてのカードに何かしらの効果があります。

また、最初のロールカードにはそれぞれ特殊能力があり、そのロールを担当しているプレイヤーのみが効果を使用することが出来ます。

■プレイした感想

プレイ感は、基本的にはよくあるバースト系のゲームと同じです。

引いて、あー!うきゃーとか一喜一憂するゲームですね。

しかし、効果が盛りだくさんなのでただのバースト系のゲームよりは複雑です。コンボなど組めるので考える要素が結構ありますね。

しかし、海賊ゲームなのでやはり大味で、わいわい気軽に楽しむことが出来ます。

プレイヤー間攻撃が出来るので、ここで好き嫌いが出るかもしれませんが、個人的にはそんなバチバチした印象は受けませんでした。

とにかく特殊効果が多いので、特殊効果表を人数分用意して最初のうちはみんなで確認しながら進めたほうがいいです。

ある程度把握してくればサクサク進みます。

あとロールのカードは個人的にはいらないと思います。ただでさえ特殊能力が多いので…笑

通常プレイにおなかいっぱいなってきたら、ロールを入れるくらいでいいと思います。

バース系ゲームで、一味複雑なゲームをやって見たいという方はおすすめです。

あと、iOSアプリもあります。無料みたいなので、プレイ環境がある方はまずはアプリで試してみてはいかがでしょうか。

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デッドマンズドロー 日本語版

先日、日本語版も出たそうですよー。

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