曖昧な記憶でカードを出すのもヒヤヒヤ パーティーゲーム「フェットナップ」
今回紹介するのはラインハルトシュタウペさんのカードゲーム「フェットナップ」です。
◾︎ルール概要
メモリー系ゲームです。数字カードをシャッフルしてプレイヤーに3枚ずつ配ります。構成は数字によって違いますが、数字は0から9まで。
それプラス最初に島カードなるものを各プレイヤー1枚ずつ配ります。島カードは10から30までのカードが1枚ずつ。
配られた島カードを全員表向きで見せ合い暗記!覚えたら島カードはそれぞれの手札に加え、以降所持者しか見れません。
手番にできることはカードを出して、場に出されているカードの数字に足していくだけ。
足した数字が30を超えたら次からカードを出す人は30から引いていきます。今度は10を下回ったら足していくの繰り返し。10と30の間を行き来します。
30を超える時、または10を下回る時その直前のプレイヤーは島カードをストック山札からもらい皆に公開して手札に加えます。
島カードはなんぞやというと、島カードに記載されている数字が宣言された時、その島カードを公開します。島カードに書いてある数字を宣言してしまったプレイヤーはペナルティーカードを受け取ります。自分が持っている島カードの数字の宣言はOK。故に、島カードをたくさん持っているほうが有利です。
ペナルティーカードを4枚受け取ったプレイヤーが出た時点でゲーム終了。もっともペナルティーカードの所持数が少ないプレイヤーの勝利。
◾︎プレイした感想
メモリーゲームなのですがすごく頭が痛くなる系のメモリーゲームではなく、パーティー色の強いゲームです。
前半は、他プレイヤーが持っている島カードの数も少なく、なんだ余裕じゃんとか思っていたのですが後半は沢山の地雷原にヒヤヒヤしながらそっとカードを出してジャッジのセーフに安堵するゲームへ豹変。
自分が持っている島カードはセーフなので、後半は、17の島カードを自分で所持しておきながら、いやー17無理だったかなー頼む通ってくれ!!とか演技して出すなどブラフなどが横行。それ故に記憶がさらに曖昧に…
フェットナップは少ない手札故に、手札によってはNGとわかってても出さなきゃいけない時が来るので、運要素もあり、パーティー色が強いです。
メモリーゲームはたしかに記憶力強い人が有利なのですが、フェットナップはそういうガチガチのメモリーゲームでないので万人受けすると思います。
あと、先ほども書きましたが運によっては見える地雷を踏まなくてはいけないので、ゲームの尺としてもダラダラ長くならないところが好感。
5人プレイがおすすめでーす。
メモリーパーティー系ならばこの子もおすすめです。カード折れるのに注意ですが笑