簡単な神経衰弱のはずなのに…面白い…「メモアァーール!」

今回紹介するのは、メモリー系ボードゲーム 「メモアァーール」です。

 

ルールは簡単!神経衰弱です!以上!と言いたいところですが一応ルールを紹介します。

生き物が5種類、背景が5種類それぞれの組み合わせで25枚のカードがあります。

これを5×5の正方形に並べます。真ん中のカードは裏向きにしてゲームから取り除きます。

ゲーム開始前に各プレイヤーは正方形のどこかの一片の中央3枚だけ見ることができます。

これを覚えていざゲームスタート。

スタートプレイヤーは好きなカードを1枚めくります。次のプレイヤーは前のプレイヤーがめくったカードの、生き物か、背景どちらか一致しているカードをめくらなければいけません。めくれたら次のプレイヤーの出番へ。もし、生き物も背景も一致しない場合はゲームから脱落します。最後まで生き残ったプレイヤーは勝利点カードをゲットして次のラウンドへ。

前のラウンドに表に向けられていたカードを全て裏向きにして、配置を変えずにゲームスタート。これを規定ラウンドやって1番勝利点を稼いだプレイヤーの勝利。

 

■プレイした感想

僕は個人的に記憶系の所謂メモリーゲームは興味が湧かずいつも買っていませんでした。

このゲームが出回り始めた時、メモリーゲームで面白いゲームがでたと聞いて、メモリーゲームにそんな話題になるようなゲームあるの!?覚えるか覚えないかでしょ??と思っていましたが、百聞は一見にしかず、とりあえず入手して遊びました。

確かに覚えるか覚えないかのゲームなのですがプレイ中、なにこれ面白いとワクワクしてプレイしていました。

メモリーゲームが苦手になる要因を考えてみると、覚える要素が多くて心が折れるパターンや記憶が得意なプレイヤーと苦手なプレイヤーで差が出てしまい、冷めてしまうなどがあげられます。

このゲームはその辺の障害要素を最小限に抑えられているのではないかと思います。

まず、めくらなければいけない対象が1つだけではないという点。前のプレイヤーがめくったカードと、背景か生き物どちらかがあってればいいので、

対象のカードを1枚でも覚えてればいいわけです。覚えていない場合でも適当にめくったら正解なんてこともあります。キリキリとすべて覚えていなくてはいけないわけではないのでプレイ感が軽いんですね。

また、次のラウンドもカードの位置を変更せずにプレイなため、ラウンドを経るごとにだんだん覚えてきてる達成感も得ることが出来ます。

脱落系ですが、カードも24枚しかないので、脱落しても待ち時間はたいしてなく、むしろ次のラウンドに向けて盤面を覚える作業があるため暇してる場合ではありません。

このように、ガチガチのメモリーゲームではなくパーティーゲームよりのゲームなので、メモリーゲームなのに万人受けする優秀なゲームだと思いました。

慣れてきたら拡張ルールもありますし、通常ルールでも立て続けに遊ぶと、前回の記憶と混同してコレもまた面白いゲーム展開になりますよ。

最近遊んだパーティーゲームの中ではかなりおすすめです。期待以上の作品でした。神経衰弱ですが、今後の定番ゲーム入りのオーラを感じました。

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