kickstarterでボードゲームに出資する際に最低限注意しておきたいこと

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僕はKickStarterでよくアナログゲーム関連のプロジェクトに出資します。

ビッグプロジェクトから、本当に製品化するのか?と思わされるマイナーなプロジェクトまで様々なプロジェクトに出資してきました。

まだクラウドファンディングしたことないんだけど、少し興味があるなという方に向けて、

実際に僕が経験した体験を踏まえて最低限注意しておきたい点をまとめておこうと思います。

 

1.説明文をしっかりと読む

当たり前のことですが、プロジェクトの説明はしっかりと読んでおいたほうがいいと思います。

僕も面倒くさいときや、ジャケットやコンポーネントがカッコいい!と思ってしまうときは、説明を読まないで出資してしまうことがあるのですが、

実際製品が到着してゲームをプレイしてみると想像とかけ離れたゲームだったりすることがあります。

これは完全に自分の責任なので説明文は最低でも読んでおいたほうがいいです。

事故を起こすことは減るでしょう。プロジェクト期間は長いので出来れば事前に公開されているルールも読んでおくほうが無難。

 

2.延着は当たり前

kickstarterにおいて予定期間を大幅にすぎることは当たり前だと思ったほうがいいでしょう。

忘れたころに届くくらいの気持ちで出資することが心持としては大事。製品アップデートも何もなく音沙汰なく半年とかざらにあります。

年単位で待つことも覚悟。

 

3.箱潰れも多い

箱が潰れてくる可能性もかなり高いです。僕が経験したものの中では、箱に穴が開くレベルまで大破していたものもありました。

返品などは手間なのでしませんでしたが、海外郵便事情もあり箱潰れはやむおえないものだと思ったほうがいいでしょう。

梱包が雑なのも多し。

 

4.ルールライティングが甘いものが多い

スモールパブリッシャーやビッグプロジェクトの場合は安心できることが多いですが、マイナーなプロジェクトの場合などとんでもなく読みづらいルールがきたり、

原文だけでは不明慮な点が多いものがきたりなどよくあります。またゲームとして大丈夫なのか…と不安になるものもしばしば…

やはりルールが公開されている場合は読むべし。

 

5.翻訳は己の力のみ

ルールはもちろん英語なため、ルール翻訳、カードの日本語化は自分の力ですべてやる必要があります。

kickstarter物件は有名なプロジェクトではない限り日本に入ってきている数は限られているので、プレイ記などで確認することもできないでしょう。

誰も助けてはくれませんので、根気良く和訳できる方でないと厳しいのが現実。

 

6.出資額より安価で国内流通する場合もある

KickStarterで出資しないと手に入らないかもしれない…と思って高い送料をかけて出資をしたはいいものの、国内のショップ様が取り扱ってくれて、

和訳付きで安価で入手できることもあります。

またプロジェクト終了後、米アマゾンなどで取り扱う例もしばしば。

送料が高いビッグプロジェクトは焦らず見送るのも賢い選択。

 

最低限注意しておきたいことはまとめましたが、海外との取引なためイレギュラーなトラブルも起こりえるでしょう。

あくまで自己責任で、過度な期待を持たずに挑戦してみてはいかがでしょううか。

 

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