ただ数字タイルを重ねるだけなのに悩ましい…「ナンバー9」
今回紹介するゲームは、「ナンバー9」です。
ゲームのタイトルと同名の曲が、Beatlesにもありますが因果関係は何もなく、
ただ0~9の数字を使うゲームという観点からゲームのタイトルがつけられたと見られます。おそらく。
このゲームはタイルを使ったパズルゲームなのですが、タイルを使ったパズルゲームとして個人的に思い浮かぶのがウボンゴ。
このゲームはウボンゴのようにスピード性は問われず、まったりゲームが出来るので、ゆったりゲームをしたいときなどにぴったりかもしれません。
ゲームのルールは簡単。
コンポーネントには0~9のタイルと0~9の数字が書いてあるカードがそれぞれ2枚ずつ計20枚あります。
ゲーム手順として、個々の手番等はなく全プレイヤー同時にゲームを進めていきます。
20枚のカードをよくシャッフルして、1枚めくります。そこに示されている数字のタイルを各プレイヤーは受け取り自分の前に配置。
これを20枚のカードがなくなるまで続けます。
タイルの並べ方として最低1辺は他のタイルと隣接しているように設置します。
また、タイルの上に重ねることも可能で、重ねるタイルの下に最低2種類のタイルがあればその上に重ねることが可能。
重ねるときに下が空洞になる置き方はNG。
このゲームは重ねれば重ねるほど得点が高くなるため、積極的に重ねていくのがベスト。
最終的に20枚のカードがめくり終わり、20枚のタイルを個々が配置したらゲーム終了。
得点計算ですが、1段目に配置したタイルは0点、2段目は1点、3段目は2点…という風に得点がもらえます。
また配置タイルに示されている数字に得点がかけられるため、3段目に7のタイルを置いていた場合は7×2=14点もらえるわけです。
それゆえに、たとえ5段目に0のタイルを置いたとしても0点というわけです。
最終的に得点が最多だったプレイヤーが勝利。
■ゲームをプレイした感想。
先日、日本語版がメビウスさんから出たので即購入。
見た目もポップなイメージで、ゲームを終えた絵は、今話題のインスタ栄えすること間違いなし!?
僕はインスタをやっていないのでよく分かりませんが。笑
ゲームは冒頭に書いたとおりまったりプレイできます。
ウボンゴや、スピード系のパズルと違い急かされずゆっくりと考えてプレイできる内容です。
各プレイヤー間にランダム要素はないため、皆同じ条件下なのですが、
最終的な得点が異なるというところに人間の思考多様性を感じます。
また、9や8など高得点になりうるキータイルはなるべく上の階層に配置したいのですが、形が大きかったり歪だったりで、
なかなか簡単に置けないようになっています。なやましい、いやらしい。
置く場所がなく、高得点キータイルを、得点にならない最下層に置かざるをいけないことも…
この期に及んで地盤開発かよーとゲーム終盤に頭を抱えながらつぶやくこともしばしば。
プレイ感はかなりかるいので、人を選ばず気軽に出来るゲームなので、ゲーム会の序盤や、端休め、家族と軽くやるときにおすすめです。