ファミコンをどこでもプレイすることを可能にした携帯互換機。
ファミコンの携帯互換機は前から存在していましたが、今年の初めに新たな互換機が登場しました。
その名も…
ゲームの新ハード登場にもかかわらず、世間で名前がでることもなくマニアの間でしか話題にならなかったレトロゲームの宿命を背負って生まれたこの互換機。
たまたま入手する機会あったので今更ながらレビューしてみたいと思います。
これがFC POCKETだ!
今までのファミコンの携帯互換機といったら、中華製のにおいがぷんぷんするような外見のものやチープな感じのものなど、
デザイン性が皆無のものが多かったのですが、このFC POCKETは見ての通り、ファミコンコントローラーを彷彿させるデザインとなっております。かっこいいぜ。
お外で遊んで見せ付けろ!かつて磨いたゲームテクニックを!
と書いておりますが、突っ込みどころが多すぎて困惑しました。(笑)
お外って書き方もなんともいえませんが、誰にゲームテクニックを見せ付けるのか…
そもそもお外でこいつを使っていたらなかなかのつわものでしょう。電車でテクニックを見せ付けてる人がいたらぜひともお友達に…
じゃん!
ファミコンカラーの本体です。ピカピカ金色のカラーリング。傷つきやすいので注意が必要です。
テレビに接続してプレイできるコードつき。これは実機をもってない人にはうれしい特典だと思います。
やはりデザインは秀逸
デザイン性はやはり高いです。ファミコンのコントローラーやG&Wと並んでも違和感があんまりないです。
大きさは結構大きめでプレイするにはちょうどいいかな。
ボタンは普通のA,Bボタン以外にA,Bの連射ボタンがそれぞれ付いています。
本体は軽くチープな感じが否めませんがこんなものでしょう。
では、さっそくプレイしてみようと思います。
ファミコン互換機ではあるあるの内蔵ゲーム搭載です。88種類のゲームが標準装備で内臓されております。相変わらずの怪しい空気が漂っているゲームたちです。
カセットを入れないで電源を入れるとこの画面に
PSPのACアダプターが使いまわせるとのことだったので使ってみました。公式ではないので自己責任で!
画面シールを剥がしていないから汚い
謎のゲームたちがたくさん入っています。(笑)シンプルなものばかりで、まぁ遊べなくもないって感じです。
ジャンプゲームが多い気がします。
謎のゲーム軍団は置いといて、実際に持っているカセットを適当にプレイしてみます。
とりあえずロックマン!
画質はまずまず!意外にきれいかも!
普通にプレイできました。操作性も悪くないです。しいて言うなら十字キーが若干硬い。
ロックマン2も問題なさそう。
なんとなく夢ペンギンちゃん
まだしっかりプレイはしていませんが、結構問題なく起動します。
しかし、他でもいわれているとおり特殊チップ系は動きません。
互換機だからしょうがないところもありますが…起動すらしませんでした。
わりかし後期のゲームも起動しました。互換性は特殊系を除けばまずまずって感じですね。
やはり画質はなかなかいいです。
まとめると…
良かった点
・デザイン性がいい
・画質まずまず
・それなりに使える
残念な点
・プレイできないソフトや音が変になるソフトがある
・外部コントローラー接続端子がないため一人プレイしかできない。
・バッテリーが付いてないので電池4本はパフォーマンス悪し
・カセットの抜き差しが固い!
やはりデザイン性は高いので飾っていても華があります。実用性よりはデザイン性のが高いかなって印象です。
残念な点で特筆したいのが、カセットの抜き差しが固すぎる!個体差はあると思いますが、私のエフシーポケットちゃんは頑固なのか、カセットを抜くのが一苦労でした。
悪魔城伝説に関しては抜けなすぎて諦めようかとも思ったぐらいです。(笑)
使っていればそのうち緩むかもしれませんがとにかく固いでござる。
お外でプレイすることは、まぁないと思いますが、ファミコン好きならば持っていて損はないと思います。
こういうファミコン愛を感じるような商品を発売してくれたことがうれしいですね。