今回紹介するのは、パーティゲーム「サブテキスト」です。
お絵かき系パーティゲームです。
ゲーム開始時にお題番号を決めます。(各カード複数のお題が書いてあるため今回はどのお題を使用するかをこの番号で決める)
まず親を決めて、親はお題カードから1枚引いて秘密裏に今回のお題を確認します。
お題確認後、親はお題カードから、裏向きに人数分カード引いて、他プレイヤーに配ります。
お題カードが配られたプレイヤーは、お題番号に該当するお題の絵を描きます。親も先ほど確認したお題の絵を描きます。ポイントは誰か1人子プレイヤーが親プレイヤーと同じお題で絵を描いているということ。しかし、親プレイヤーも子プレイヤーもそれがだれかは分かりません。
全プレイヤーがそれぞれのお題に対して絵を描き終えたら一斉に公開します。
このゲームの目的は親の絵と同じお題で書いてあると思われる絵を当てることです。
親も含む各プレイヤーは、親の絵とお題が同じだと思う絵に対して投票します。
全員投票が終わったら答え合わせ。もし親と同じ絵を描いていたパートナーが両方正解していたらその投票で不正解になった人数分+1ポイント。
親とパートナーの子プレイヤーが両方が正解していないと得点は得ることが出来ません。
親とパートナー以外の子プレイヤーにも得点のチャンスがあり、もし投票で正解できた場合その投票で不正解になった人数分+1ポイント獲得することができます。
親を交代していき、獲得ポイントが規定ポイントに達したプレイヤーが勝利。
このゲームで他プレイヤーにポイントで差をつける場合、親プレイヤーか、自分が子プレイヤーで親プレイヤーとパートナーになったときが重要になります。他の子プレイヤーにも簡単に分かるような絵を描いてしまうと得点に差がつかないので、お題を知っているパートナー同士にしか分からないような暗めいた絵を描く必要があります。
例えば、”インフルエンザ”という御題に対して、安直に、”患者さん”や”ウイルス”の絵を描くのではなく”鳥”を描いて”鳥インフルエンザ”を連想してもらいお題につなげてもらう具合です。
この暗に意味した絵を描くのがまた難しい!簡単過ぎないように、暗号的な絵を考えて描くのですが、裏の裏を考えるような絵を書いてしまい、答え合わせしたら正解者は自分のみで、全プレイヤーからわかるか!!とブーイングをくらうことも笑
絵心等はそれほど重要ではなく、お題の言葉から連想した言葉を考えることが重要なゲームだと思いました。バリバリのパーティーゲームなのですが、ただ単に絵を描くだけではなくお題から連想するものを短時間で考える必要があるので、似たようなゲームの”ディクシット”よりは大人向けかなという印象を受けました。絵が下手でもそれもある意味暗号的な絵かも!笑
絵からパートナーを推理するのも楽しいですが、自分が親とパートナーだと分かったとき、この2人だけの秘密をどのように伝えるか考えることもかなり楽しかったです。
ワードセンスや語彙力等が若干必要なため連想ゲームが苦手な人は苦手かも知れませんが、”ディクシット”などの連想ゲームが好きな方は好きになれる作品だと思います。