今回紹介するのは、ギャンブルゲーム「ikebana」です。
このikebanaはhanabiの初版に同梱されていたゲーム。現在流通しているhanabiにはルールは入ってませんが、オールマイティカラーカードの入っているバージョンならばプレイすることはできます。あとポーカーチップなど得点を示すものが必要です。
5枚のカードでポーカーチックな役を作って得点を競うゲームです。
hanabiのカードを全て使用します。（オールマイティカラーカードも）
カードをよくシャッフルしてテーブルの中央に山札としておきます。
各プレイヤーに6点ずつ配りゲームスタート。
自分の手番にできるのは、①カードを山札から引くか、②他の人の捨て札から買うかのどちらか。
①山札からカードを引く場合は、山札からカードを引き、自分の役に加えるか否かを決定します。その引いたカードが気に入らなかった場合は、自分の左隣のプレイヤーに1点支払うことで、今引いたカードを自分の捨て札置き場に置き、再びカードを引くことができます。再度引いたカードも求めているカードでなかった場合は、先程点数を支払ったプレイヤーのさらに左隣ののプレイヤーへ2点支払います。これを自分の手持ちの得点が許す限り繰り返すことができます。繰り返すほど支払う得点の数は大きくなっていくので引き際も大切。次に点数を支払う対象が自分まで回って来てしまった場合は自分をスキップして左隣のプレイヤーに支払います。
②他プレイヤーの捨て札からカードを買う場合は、捨て札の一番上のカードに限り購入可能。購入する場合はそのカードを捨てたプレイヤーに、カードの数字と同じ得点を支払い購入します。
欲しいカードが決まったら自分の前に置き手番終了です。
これを繰り返して、全プレイヤーが自分の前に5枚のカードがある状態になったらゲーム終了です。
得点計算をして次のラウンドを行います。
これを4ラウンド行い得点が一番高いプレイヤーの勝利。
ちなみに役と得点は
ワンペア…数字×2点
スリーカード…数字×3点
フォーカード…数字×4点
ファイブカード…数字×5点
1234…8点
2345…12点
12345…15点
これが基本点数です。ペアとシークエンスの重複はできなく、22345の場合は、2のツーペアはノーカウントです。これらの得点に5枚の構成色をボーナスをかけて最終得点とします。
オールマイティカラーカードは任意の色として扱うことができます。
2色構成…2倍
5色構成…3倍
1色構成…4倍
花火は協力ゲームなのに対して、この生け花はギャンブルゲーム。ギャンブルゲームなので運要素が強く好みが分かれると思いますが、僕はどハマりしました！生け花だけで専用カードで発売したら絶対買います。
手役の交換ができないのでカードを1枚選ぶのも慎重になります。役が5枚構成なので1枚の重みが大きいわけで、2手番目で役の方針が固まってしまうなんてこともザラ。しかし、慎重になりすぎて欲張ってしまうと、引いて捨てて1点払って引いて捨てて2点払って…と繰り返していくうちに後には引けなくなって大失点してしまうことも…結局最後に作って役から作成コスト引いたら大したことないものになってしまうなんてこともあります。
いやらしいのは、花火のカード構成上1番多いのが数字1のカードということ。1のカードは高得点に繋がりにくく、出来れば役にあまり加えたくないカード。1を避けて再度引いて1再度引いて1…という展開がよくあるので時には1を受け入れることも大事だなと思いました。シークエンスにすれば化けますし、たくさん集めて色のボーナスかければ及第点になる時もありますし無茶なギャンブル引きで大失点するよりは引くのも大事かなと。
運要素は大きいですが、運だけではなく、カード交換のコストと出来上がる得点の損得計算が非常に大事なゲームとなっています。
役も難しい役はなく、花火と得点チップさえあればサクッとできるゲームなので色々な場面でできるので最近よく遊んでいます。
花火を持っている方は是非プレイしてみてください！