今回紹介するのは、ランドルフさんの作品コード777です。
1985年出版のゲームで、色々な版が出てますが今回紹介するのはDiceTree Gamesというパブリッシャーから発売されている版です。
DiceTree Gameのこの本シリーズはコンポーネントが豪華で、ウィナーズサークルとモダンアードが現時点で出ておりどれも所有欲を満たす内容となっています。
このコード777もまた豪華なコンポーネントで、コインもメタルコイン。
自分の前に立てかけられてる数字3つを当てるゲームです。ドメモと大きく違うのはまず、数字に色がついてて情報が1つ増えていること、そして質問の方式が違うことです。
自分の手番になったら質問カードをめくりその質問に自分が答えます。質問カードは全部で23種類あり、質問の内容は「緑の6と黄色の7どちらが多く見えますか?」や、「合計値が12以下の人は何人いますか?」など。
質問カードを引いたらその質問に対してブラフなしで正確に答えます。その情報を他のプレイヤーはメモして推理に使います。
この質問を繰り返して、自分の数字が(上級ルールだと色も…)わかったらいつでも、分かったぜ宣言をして答えを発表。
宣言した数字が当たっていれば、無事ポイントとしてコインを受け取ります。もしハズレである場合は、そのまま内容を見ずに伏せてラックから外し捨て札とします。自分だけなんの数字かが分からず真相は闇の中ってやつですね。
当たっても外れても場にあるストックからまた3枚ラックに乗せてゲーム継続。
また、ストックが7枚以下になったら、捨て札も混ぜて再度ストックを構築します。
これによって以前までの情報がリセットされるので推理が難しくなります…
3点先取したプレイヤーが出た時点でゲーム終了です。
一言目にまず、難しい!
ドメモ得意やし、いけるやろ!の精神でプレイしたのですが僕には難解でした…
一応2点までは取れたのですが途中のストックのリセットが入り、さっぱりわからなくなりました。
ドメモより難しくなってる点として、質問が自分の情報にクリティカルに役に立つときもあれば役に立たない時もあると言う点ですかね。ドメモの場合はある程度自分で選んで候補を消していけるので割と収束まで時間がかからないのですが、コード777はランダムで引いたカードに書いてあるヒントしか飛んでこないので、うーんその情報いらない。。。って言うことが多々。
あと、前述しましたがストックのリセットがかなり厄介者。このプロセスを挟むと今までの情報が無に帰す時があるのでこれもまた難易度が上がる要因となっています。積み上げてきた情報が吹っ飛ぶって結構ショックですよね。さすが鬼難易度。
答えを導くまでのプロセスが長く、頭をかなり使ってる感がありやりごたえはありますね。ドメモが簡単すぎると言う人や腰を据えて数字推理ゲームしたい人に向いてると思います。
コンポーネントも豪華でパッケージも渋いので、DiceTree Gamesはおススメです。メモの部分もボードになっていてホワイトボードちっくに消せる仕様なので紙を用意する必要はないです。ただ、ボードがかなりでかいので衝立とかがないと他の人の予想が見えてしまい兼ねないのでその点は注意です。
のうみそコネコネコンパイルしたい人は是非プレイしてみてくださいな。
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木製ドメモもおすすめですよ。