今回紹介するのは、カードゲーム ゼンマスター(ZEN MASTER)です。デザイナーはクニツィア様で、過去にもフィフティフィフティなどの名前でリメイクされています。
テーマは陰と陽らしいですが、アートワークにはマッチのイラストが書いてあります。コンポーネントにもマッチに扮した白と黒のトークンが入っています。
一応ノースートのトリックテイキングゲーム。数字は1から50。各プレイヤーに9枚ずつ配り残りのカードは使いません。9トリック行うのですが、各トリックはじめに得点カードを表にします。その得点カードには白と黒の数字が書いてあります。そのトリックで最大数を出したプレイヤーが得点カードの黒の数字分の黒いトークン、1番最小数のカードを出した人は白い数字分白いトークンを受け取ります。
黒、白トークンどちらともゲーム終了時マイナス点になってしまいます。マイナス点を減らす方法は、黒いトークン1つと白いトークン1つをペアにすることで相殺してマイナス点を減らすことが出来ます。
9トリックで1ラウンド終了。プレイヤー人数ラウンドを行って、1番マイナス点が少ないプレイヤーの勝利。
プレイ感はかなり軽いです。トリックテイキングの中ではパーティゲームより。ルールにも運の要素が確かに含まれる戦術ゲームと書いてありますが、運要素は大きいですね。配りきりではないのでカウンティングもあまり必要ないですので、ガチにならないでプレイできます。
ある程度プレイングでコントロールできますが、配られた手札によってはどうしようも出来ないときもしばしば。その辺は5本のきゅうりに似てるかもしれません。
他のプレイヤーの白黒トークン数でこうしかけてくるだろう等の読みあいはありますがランクオンリーなのでなかなか戦略どうりに動けなかったり。僕はすこしふわふわしすぎててあまり好みではなかったです。リメイクを繰り返しているので好きな人は好きなのだと思いますが。
半年後くらいにまた遊んでみます。