今回紹介するのは、3人用カードゲーム「ハギス」です。
スタイリッシュな箱
このゲームは3人用ゲームです。2人でもプレイできますが、
推奨は3人向けゲーム。
基本は大富豪のルールと同じです。
5スートのナンバー2から10までのカードが基本構成。このカードをよくシャッフルして配りきり。
それにプラス、ジャック、クイーン、キングを各プレイヤーに配ります。初期手札ではこの3枚は全員持っていることになります。
この3枚は両面印刷されていて、誰が何を残しているかは全員分かる仕様に。
基本的な出しかたは大富豪と同じで、上のカードに描いてあります。
それに加えて特殊な出し方、ボムという出し方があります。
リファレンスカードに出しかたは書いてありますがボムは、3579のの組み合わせや、キングクイーンの2枚の組み合わせなどいくつかあります。
ボムは、どの出し方でも最強の出し方。ボムの中でも強弱があって、リファレンスカードの右に行くほど強く、同スートの3579が1番強い。
大富豪と同じで、自分以外のプレイヤーがパスしたら場に出ているカードを総獲得。ボムで勝った場合は、自分では場のカードを獲得することが出来ずに、他のプレイヤーの中から1人選んでそのプレーヤに渡します。すなわち、ボムで勝った場合自分の得点にはなりません。
残りの手札が残っているプレイヤーが1人なったらゲーム終了。自分が獲得した奇数カード1枚に付き1点。さらに手札をなくしたプレイヤーは手札が残っているプレイヤーの手札の枚数×5点がもらえます。
規定ポイントに達したプレイヤーが出た時点でゲーム終了。
余計なルール無しで、かなりシンプルなルール。しかし、配りきり3人専用ゲームということもありかなり読みあいが熱い!
早く手札を無くせば上がれるが、偶数カードばっかり獲得しても得点にならない。どこで主力ーカードを切っていくのかが悩ましい。
また、このゲームの特長ともいえる、両面のジャック、クイーン、キングの3枚。全員が持っているため、いつ使うかがかなり重要。
ゲーム終盤まで持っていることはかなりの抑止力に。
ボムの出し方は強いが、自分でカードを獲得できないかつ他プレイヤーのポイントになってしまうため、これもまたタイミングが難しい。
シンプルなルールなのに考える要素が多いです。
数回プレイだと勝ち方とかが見えずらいため、繰り返しプレイを推奨。良質な3人ゲームだと思いました。