今回紹介するのは、パーティーゲーム「7人のマフィア」です。
この作品は、買ってからしばらくの間倉庫で眠っていたのですが、先日発見してプレイ。
ルールは簡単。
まずカードをプレイヤー分に等分して配ります。
それを山札として各プレイヤーは片手で裏向きで持ちます。
そしたらプレイ開始。手番がきたら自分の山札からカードをめくりそれに対応したアクションを行います。
カード構成で多くの割合を占めているのが、1人のスパイが描いてあるカード。
このカードを引いたら数字をカウントします。1と。次のプレイヤーも同じ1人のスパイカードを引いたら2と宣言。
同様に3、4、5とカウントアップしていきます。そしてカウントアップが7までいったら、6、5、4とカウントダウンしていきます。
基本はこれの繰り返し。
1人のスパイカードのほかにいくつか他のアクションをとるカードがあります。
・電話をかけているスパイカード
これを引いたらカウントを宣言するのではなく「ゴホン」と咳払いします。カウントを宣言しなくても、カウントは進むので注意。
・銃を突きつけられているスパイカード
このカードを引いたときは何もしゃべらず、無言に徹します。
これも宣言はしなくてもカウントは進むので注意。
あとは、2人のスパイカードと2人のスパイが電話しているカード。それぞれダブルカウント、ダブル咳払いをするだけ。カウントは2進みます。
これを繰り返して、手持ちのカードが1番早くなくなったプレイヤーの勝ち。
3秒間アクションを戸惑ったり、違うカウントを言ったりしたらアウト。場に出ているカードをすべて引き取って各自の山札の下に入れます。アウトになると山札が増えてなかなかあがれないわけですね。
山手線ゲームという有名なワードゲームがありますがそれに似たゲーム感。リズムよく戸惑わず示されたアクションをこなしていく。
一見簡単そうに見えるが、実際プレイしてみると、まぁ分け分からなくなる。特に咳払いが3回連続きたりするとカウントが分からなくなり、次いくつだっけ…なんてことが多々。
集中力が問われるゲームだと思いました。焦った時点で負けは濃厚。
ゲーム自体は簡単で、Theパーティーゲームという感じでわいわいライトなゲームをするには適していると思います。場所もとらないので飲み会などにもいいかも!飲み会にやるゲームのノリににています。
ただしヘビーゲーマーが遊ぶと淡々として終わる気が…あとアウトになるとカードを引き取らなければいけないので、その時点でその量を消化することはほぼ絶望的。救済処置がないのでアウトになったプレイヤーは意気消沈かも。
あと個人的には、アートワークをマフィアやスパイにしているのでもう少しゲームシステムに世界観を反映してほしかったな。