今回は僕のお気に入りのカードゲームを紹介したいと思います。
HOT DOG(1996)
プレイ人数:2-5人
デザイナー:Wolfgang Kramer, Richard Ulrich
カードゲームホットドッグです。少し古いゲームなのですが1996年に発売された作品です。Amigo社の小箱です。
ネオンライト風イメージ
デザイナーはクラマー先生とウルリッヒ先生コンビ。エルグランデコンビですね。
私このゲームが好きすぎて…
こんなことになってしまっています。
いつかホットドッグ大会を開くのが夢ですな。
■ルール概要
ホットドッグを売ってお金を稼ごう!というコンセプトのゲームです。
各プレイヤーカードを一式配られます。カードの色はプレイヤーカラーとなっています。カードに描いてある数字はホットドッグの個数です。
それに加えて、
軍資金3ドルが初期資金として配られます。
ゲームの進行についてですが、
場にはテーブルが3つ用意されています。各テーブルに書いてある数字はホットドッグの置く事の出来る数。
例えば5番テーブルは5個のホットドッグまで載せることが可能。
各プレイヤーは売りたいホットドッグの個数と、売りに出したいテーブルを指定して一斉にカードを公開します。
この場合は5番テーブルにホットドッグを3つ売りに出したことになります。
売り出したいテーブルが他のプレイヤーとかぶった場合は、少ないホットドッグを売り出しているほうから処理されます。
この場合は青のプレイヤーの2つのホットドッグがテーブルに乗ります。
ちなみにホットドッグはテーブルの数字以上は乗っからないため、
すでに他のホットドッグが置いてり自分のを売りに出すことで合計値がテーブルの数を超えてしまう場合は、売却失敗ということでホットドッグカードは手札に戻されます。
ホットドッグが売れてお金になるタイミングは、テーブルの数と置いてあるホットドッグの数が一致したときです。
この場合は、青のプレイヤーに3ドル、緑プレイヤーに2ドルお金が銀行から支払われます。
すべての手札のホットドッグを売り切ったプレイヤーが出た時点で、1番お金を持っているプレイヤーが勝利。
またお金の使い方として、
ホットドッグと一緒に出すことが可能。この場合、ホットドッグの数がドルの数を引いた値として扱われるため、他のプレイヤーより早く売りに出すことが可能。
写真の場合は、5-2=3であり、3のホットドッグとして扱うため緑のプレイヤーより優先してホットドッグを売りに出すことが可能。
このような技を使いつつお金をたくさん稼ぐゲームです。
■遊んだ感想
簡単なカードゲームの中に、バッティング要素や駆け引き要素が大いに使われており、短い時間で熱いバトルが楽しめます。
お金をホットドッグと一緒に出すルールが結構効いており、お金を使えば早くホットドッグを売れるため、ゲームエンドに早く持ち込みたいときや、確実に売却したいときなどに使ったりと、
戦法も多数あるところもポイント。
ルールも難しくないので幅広い層に受け入れてもらえるゲームだと思います。
アートワークがオールディーズなアメリカっぽくておしゃれなのも個人的に好きなポイント。
スタートマーカーのケチャップにもAmigoの文字が…
このゲームをプレイしていると無性にホットドッグが食べたくなります。
ただし、古いゲームなので入手が若干厳しいかなという点が残念。どっかのパブリッシャーさんが再販してくれることを望んでいます。
ホットドッグ作りたい