今回取り上げるのは、協力型ゲーム「アンユージュアルサスペクツ」です。
デザイナー:Paolo Mori プレイ人数:3-18人 所要時間:20-分 |
最近、流行りか分かりませんが協力型ゲームが数多く発売されていますね。
このゲームも協力型ゲームなのですが、普通の協力型ゲームと違って少し変わったゲームなのです。
このゲームは、プレイヤー全員で犯人を当てるゲームです。容疑者は並べられたカードの12名。
1人が目撃者となり、12人の容疑者中で犯人が誰なのかをこっそり確認します。
この犯人を、目撃者意外のプレイヤーたちで当てることが出来れば、プレイヤー人の勝利です。
どのように、犯人をあてていくかというと、まず質問カードをめくります。
その犯人がその質問に該当するかを目撃者に聞き、目撃者はYES,NOのみで答えます。
その質問の回答を参考に、犯人に該当しないであろう容疑者を最低1枚取り除いていきます。
このプロセスを繰り返し、容疑者が1人になるまで行い、その1人が犯人であればゲームクリアとなります。
このゲームの1番おかしいところはなんなのかというと、目撃者にする質問にあります。質問の内容がどれもヘンテコな質問ばかりで、
"彼は海外旅行によく行きますか",
"彼は楽器を演奏しますか",
"彼は空を飛ぶのが恐いですか"などなど。
こんな質問カードの絵だけでは分かるわけないんです。笑
つまり、目撃者の感覚で、こいつはおそらく海外旅行によく行くな!など決めなくてはいけないということになります。なってこった!
■プレイした感想
フィーリングで質問に答え、それを参考に犯人を絞っていくこのゲーム。プレイする前はこんなの無理ゲーじゃん!なんて思っていたのですが…
思った以上に犯人を絞れる事実。
僕がプレイした中ではクリアすることもできて、クリアできなかったときも惜しいところまでいくなど、意外にゲームは収束します。
ヘンテコな質問が多かったり、変な風貌の容疑者がいたりなど、盛り上がる要素は多いです。
協力型ゲームによくる緊迫した場面などはないですが、ゆるい感じで、わいわい楽しめる協力型ゲームだと思います。
パーティーゲームよりです。
プレイ感も軽く、サクッと終わるので、ゲームに慣れていなくてもプレイしやすいと思います。
また、プレイ人数がなんと18人まで対応しているので、(18人で相談するっていうのもぶっとんでいるが)、大人数で盛り上がれるゲームとしておすすめです。