今回遊んでみたのは、オインクゲームズさんから発売されている「海底探険」です。
海底探険は去年のゲームマーケット秋にてゲームマーケット大賞を勝ち取っている作品。
ゲーム内容は、基本はダイスゲームです。ダイスを振って出た目に準じて、海底に進むか戻るかを決めます。
止まったマスにあるお宝(ポイント)チップを取るか取らないかを決めます。
このチップの裏側には得点が書いてあり、ゲームの目的はこのチップをたくさん集めて潜水艦へ戻ることを目指します。
ただのダイスゲームではなく少しスパイスが効いているのが、共有の”空気”システム。全プレイヤーで共有の”空気”があり、これが無くなって手番が来たプレイヤーはゲームから脱落してしまいます。
脱落したら運んでいたチップは海の底へ…
”空気”はチップを持っている状態で手番が来た場合、持っているチップの数だけ減ります。たくさんチップを持っているプレイヤーがいた場合は空気は急速に減っていくため、ゆっくり海底探索は出来ないことになります。シビアです。
また、チップを持っている場合、その枚数分手番のさいころの目の数が減ってしまいます。欲が出れば出るほど、帰還しづらいシステムとなっています。
■プレイした感想
所謂ダイスゲームですが、空気システムがかなりいい味を出しており、かなり面白いダイスゲームになっていると思います。
思っているほど空気の量は多くなく、皆が欲張っていると、容易に全員脱落します。(笑)
また、潜水艦の近くにいて帰還も目の前なので、わざとたくさんチップを取って、空気を減らし他のプレイヤーを脱落させてやうとすると、大きいダイスの目が出ずに結局帰還できないなんていうシーンがあり、
一筋縄ではいかないゲームシステムとなっています。
空気の量がかなりシビアなので、いかに堅実でいるかが大事なゲームだと思います。
お手軽そうに見えて考えどころが多いゲーム。ゲームマーケット大賞納得です。