今回取り上げるのは、協力型カードゲーム「ザ・ゲーム(The Game)」です。
デザイナー:Steffen Benndorf プレイ人数:1-5人 所要時間:20分 |
協力型カードゲームです。検索泣かせのシンプルなネーミング、そしてただ数字を並べるというだけなシンプルなルールで話題となったカードゲームです。
■概要
協力型ゲームなので、ゲームシステムVSプレイヤーたちとなります。
カード構成は2から99のカードが1枚ずつ。
規定のカードを手札として配り、自分の手番になったカードを出していくだけ。
カードを出せる場所は4箇所。上2箇所は100から数値が下がっていくように、下2箇所は1から数値が上がっていくように出していきます。
手番には最低2枚以上ルールに従ってカードを出して、出した枚数分山札から補充して手番終了。
また、今出ている数より、ちょうど10大きい数字、またはちょうど10小さい数字のカードは昇順降順のルールに逆行して(すなわち進んでしまった数値を戻せる)、出すことが出来ます。
カードが出せなくなったプレイヤーが出てしまったら、プレイヤーたちの負け。
もしカードすべて置ききることができたらプレイヤーたちの勝利です。
大事なルールとして、プレイヤー間で具体的な数字を言うのはNG。
そこ、俺出せる!とかめっちゃ自身あるとか、そこ聖域とか、うほうほ!抽象的な意思疎通をしながらゲームを進めていきます。
■プレイした感想
このゲームは2015年個人的総プレイ数ランキング上位のゲームですね-。
単純なルールであるのに個々まで濃厚なプレイ感を出せるのがすごいと思います。2-99までのカードしか使ってないのに!
また、難易度もいい感じで調整されており、あと少しのところで負けてしまう感じが憎い!もう一回やるぞ!ってなること間違いなし。
難易度が高い分クリアしたときの喜びも大きく定期的にやりたくなるゲームですね。バリアントで難易度変更できるところもGood!
ちぐはぐなコミュニケーションしか協力ゲームなのにとれないところも面白い。そういう意味じゃなかったのに!!見たいな事が多々起きます笑。
絵柄には賛否両論あるみたいですが、そんなに奇抜な絵でもないですし僕はこれはこれでいいと思います。
日本語版も出るみたいなので、協力ゲームのスタンダードになるといいですね。