黄金のパイナップルって何ぞ?「ピニャ・ピラータ」レビュー

タイトル:ピニャ・ピラータ

プレイ人数:2~6

今回レビューするのは、カードゲーム「ピニャ・ピラータ」です。
作者は私のこよなく愛するボードゲーム”ドミニオン”の作者ドナルド・X.ヴァッカリーノです。

黄金のパイナップル(謎)のありかが描いてある宝の地図のかけらを集めるのがゲームの目的です。

突っ込まないでおこう。うむ。

タイトルのピニャ・ピラータとはパイナップルの海賊という意味だそうですよ。

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海ですなー

箱はつるつるでキャラクター部分には特殊加工が施されておりデザインに気合が入っております。

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開封の舞!

箱は横に開いてあけるタイプで色々な所にキャラクターやイラストが書いてあり、見ていてわくわくします。

しっかり箱がしまるところが素敵。タイルも最初から抜いてあるので開けたらすぐできます。タイル抜き職人になる心配はございません。

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カードたち

絵が可愛くないよ!独特な雰囲気出しすぎです。(笑)タコとか毒々しい。

 

ルールはいたって簡単で、各プレイヤーはゲーム開始時にカードを8枚配られ手番に1枚ずつ場に出していき手札を一番最初になくしたプレイヤーがそのラウンドの勝者となります。

UNO系のルールですね。カードの出しかたは中央のアクションパイルに書いてある動物と同じ動物が書いてあるカードを出していきます。

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トラ君が同じなので出せます。一体でも同じであればいいので上のキモイウサギはスルーで。

 

加えて冒険タイルというものが存在します。

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こんな感じのタイルをゲーム開始時に2枚引いて中央におきます。このタイルに書いてある効果はすべてのプレイヤーに及ぼされます。

また、ラウンドが終わるたびにラウンドの勝者は2枚の冒険タイルを引き、好きな方を中央の冒険タイル列に加えられます。もう一枚は勝利点トークンとしてゲット。

すなわちラウンドが進むたびに冒険タイルが増えていくので、様々な効果が絡み合いゲーム度に新鮮なルールでゲームをすることができます。

ゲームの終了は、勝利点トークンを4つ集めれば勝利です。4ラウンド勝てばいいわけですね。

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冒険タイルを裏にして4つ集めると宝の地図が!

 

個人評価 1/5

ルールも簡単でセッティングも皆無なので手軽にできます。お手ごろなゲームだと思います。お手ごろなんだけど冒険タイルというスパイスがゲームの内容を変えていくので、ただカードを消化していくだけでなく、

頭を使ったプレイも必要です。

ゲームの度にルールが変わることになるので新鮮な感じで遊べますね。UNOが飽きた方は是非!

気になったところは、カードのイラストが見づらい(笑)慣れていないとセイウチってどれだ??とか迷うことが多々。もう少し見やすいカードにして欲しかったです。

あと、ラウンドが重なるたびに冒険タイルが増えていくので、嫌な冒険タイルが重なり出ると、2人など少人数でやるとゲームが停滞します。出せるやつないわーみたいな。

大人数でやったほうが面白いと思います。パーティーゲームって感じでした。

とはいうものの、あえてこのゲームを引っ張りだしてプレイするかというと…

そんなゲームでした。
ピニャ・ピラータ 日本語版
ピニャ・ピラータ 日本語版

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